
注文住宅で9割の人が知らない
成功する家づくりのコツが学べる
提坂工務店三代目(候補)のブログ
-頑張って更新中!-
工場では大工棟梁のたっちゃんが作業中

この『ビスケット』と呼ばれる
建築部材を使用し

いつもとはちょっと
変わった工法で
棚を作っているのです!
----------------
知ろう、お家のこと
知ろう、家族のこと
半世紀以上の歴史を誇る
地元工務店だからこそできる
地域の気候・風土に特化した
こだわりの家づくり。
島田市/藤枝市/焼津市/吉田町/牧之原市で
注文住宅を建てるなら…
shiro’s(シロウズ)
中田大地のブログです。
---------------
2025/12/22 #908号
通常、棚を1枚ずつ成型する時は
大きな1枚の板から大きさを
カットして造作していきます。
棚板用に加工される集成材は
通常、約4m×0.6mの大きさで

棚の大きさにもよりますが
小さい棚であればこの1枚の集成材から
10枚程度の棚板に切り分ける事が可能です
しかし、今回は余っている
ハンパの棚板同士をつなぎ合わせ
1枚の棚板をつくりあげる事で
コスト削減にもつながります。
(お客さまも了承済み)

そして、ここで大切なのは
継いだことがわからないぐらい
綺麗に仕上がるのか?ということ。
いくらコスト削減のために
余っている在庫を使用しても
つぎはぎがわかるような
仕上がりではなんの意味もありません。
というわけで実際に作業しているところを
写真で納めてきました
まずはこの状態の板を2枚繋ぎ合わせ

目印となる墨を出します。

そして目印となるところに
ビスケット用の切り込みを入れ

ボンドと共にこの子たちを差し込んでいきます。



あとはガッチリ固定して
木材同士が接合するのを待てば…

美しすぎる1枚の棚に大変身…!

元々が集成材のため
ぱっと見だとどこが接合した場所なのか
全くわかりません。
よ~く見てもわかりません。
職人の技術が光ります!
使えないものを大切に再利用し
使えるものへのしっかりと昇華させる。
ものづくりの本質を
垣間見ることができた瞬間でした。
そんな頼もしい職人さん達がいるのも
shiro’sの自慢すべきところです!!
本日もブログをお読みいただき
ありがとうございました!
なかだ

▼お問合せはコチラ
https://hinokino88.com/contact/
▼会社のインスタアカウントはコチラ