COMPANY
弊社では、注文住宅作りにおいて「お施主様の気持ち」が一番大切だと考えています。
私は幼少期から「お父さんは何故いつもあんなに怒っているのだろう???」と思いながら過ごしていました。僕には怒らないし優しいのに・・・
成長するにつれだんだん理解できてきました。「ウチには家族じゃない人が住んでる(笑)」そして『その人』に怒っている事を。
『その人』とは丁稚奉公(でっちぼうこう)をする大工さんの弟子の事です。
玄関にある靴が揃っていないだけで「おいっ!こらあああああああ!!」と弟子を叱りつける父を見て「嫌だな。なんでそんな怒るんだろ。絶対お父さんと仕事は一緒にしない!」と、いつも思っていました。
小中とのびのび育った私は工業系の高校に入学しました。工業系ですが建築科は無く機械科に入り卒業しました。卒業しレーサー養成をうたった専門学校に入学。しかし出来たばかりの学校はとてもレーサーを養成するようなシステムは無く、ただ2年間、潰れたボーリング場の中にある教室に通いました。
卒業後、株式会社セイオー(ダスキン)に入社!理由は『車で走れるから!』入社後3日で『この会社で一生いる事は不可能』と判断しました。なぜなら自分一人がいなくても会社は回るという事がわかったからです。その時、自分がいないと仕事が回らない!そんな仕事をしたい!そう思いました。
『何をしよう?』と考えていると幼い時に言われた父の言葉が脳裏に甦ってきました。「大介は俺と一緒に仕事するだいな~!!(静岡弁)」それからダスキンを退社するまでの2年間は自分の力を試すために全力で営業に取り組みました。
提坂工務店で一生働こう!と思った私は、提坂工務店に入社しました。当時は社内に跡取り予定の兄が大工。姉は宅建主任者兼経理を担当していました。
私はダスキン時代の力を発揮する為に営業として入社しました。しかしながらダスキンと建築業では全く畑が違います。盗んで覚えろ!の社長からは当然教えてもらえる訳もなく・・・というよりもバブルが弾けていた時期で提坂工務店も例に漏れず仕事が薄い状態でした。現場もない営業先も無い・・・当然社員大工さんは休ませるわけにも行かず工場の清掃等をやっていました。
そんな状態ですので銀行からも取引停止の手前になり「提坂さんには貸さない!ちゃんと経営計画を立ててください!」まで言われる始末。
確かに私が入社した時、色々な変革期に入っていたと思います。大工さん経理体制の見直し等が必要に迫られていました。入社したての私から見てもこの会社は現会長一人でもっている会社に見えました。そのせいか、会長がいう事は誰も止めることができず意見も注意もできなくなっていました。
私は昔から会長にはドンドン意見を言えますので「これはおかしい」「それは違う!」等どんどん発言しました。
しかしながら何かアイデアがあるわけでもなく、どうしようか悩んでいた所、ダスキンで学んだ営業方法を活かす方法を思いつきました!
それは過去にお世話になったお客様にお伺いすること!
まずリストアップから始めました。次はルートを決める!そして毎月回る!これを続けました。(今は私の代わりに御用聞き専門スタッフがお客様宅を訪問しています。)すると顔を覚えられ声をかけてもらえるようになりました。そしてリフォームの受注をいただくようになりました。
お世話になったお客様宅へ通ってお話を聞くたび「四郎さん(現会長)元気?四郎さんがこんな感じにしてくれたんだよ~。お茶でも飲んでく?」等、私が思っていた評価とはだいぶ違うい凄く評判が良いんです。
家づくりに真剣で大工さんや協力業者さんに厳しくしていたのは「お客様の為だった!」と改めて思いました。先代を否定していた自分が恥ずかしくなりました。それから打合せ中のお客様、OBのお客様をより一層大切に仕事をしていきました。
すると何十年も前にお世話になったお客様の息子さんが家を建てくれたり、リフォームの仕事をいただいたり、はたまたご紹介をいただいたり。本当にありがたいです。
おかげさまで先代より平成26年に代表取締役を私、提坂大介に交代しました。
先代より受け継いだ
『人とのご縁・仕事への情熱・家づくりの想い・全てへの感謝』を大事に大切にこれからも仕事をさせていただきます。
創業者である提坂四郎(会長)が島田市高砂の加藤組に丁稚奉公(でっちぼうこう)として大工の世界に入ったのは16歳でした。
右も左もわからないまま棟梁の技術を見て盗み、厳しい修行があけたのは10年後の26歳の時。
独立して1人親方として仕事をするもすぐに一番弟子が入門。
寝食を共にする昔ながらの修行を取り入れ次々と弟子を育て、一番多い時で家族5人+住み込み大工見習い4人の9人で寝食を共にした。
平成3年に組織を株式会社に変革し業務拡大をはかり分譲・建売業にも参入し業績を伸ばす。
平成11年 長男が跡継ぎとして会社にいたが、『自分の手で会社を作りたい!』という想いから独立。
以降、現社長提坂大介が跡継ぎ候補となる。
建築コンサルティングNACからシステム導入し経営改善を図る。
全国の工務店の会『榊の友の会』に入会し日々勉強する。
昭和41年 創業
昭和62年 不動産部 設立
平成 3年 株式会社提坂工務店 設立
平成25年 ボランティアチェーン(VC)ハグハウス加盟
平成26年 ハグハウス脱会
平成26年 提坂大介が代表取締役に就任
平成27年 代表取締役提坂大介の甥:中田大地が入社
平成28年 3代目候補中田大地は修行の為に高知の大崎建築さんへ
現在に至る
会社名 | 株式会社提坂工務店 |
所在地 | 〒427-0011 静岡県島田市東町230 |
代表者 | 代表取締役 提坂 大介 |
電話番号 | 0547-35-3376 |
FAX | 0547-35-3362 |
営業時間 | 8:00~18:00 |
施工エリア | 静岡県<島田・藤枝・焼津・吉田町> 静岡市西部(大井川より西)も建築可能です。 |
従業員数 | 6名 |
資本金 | 1,000万円 |
業務内容 | 1.住宅設計 2.住宅建築 (住宅版エコポイント対応次世代エネルギー基準住宅) 3.リフォーム(エコリフォーム) 4.不動産業 5.土木建築請負 6.造園工事 7.損害保険代理業 8.住宅エコポイント代理申請 |
許可番号 | ・建設業許可(般ー26)第7514号 ・宅建業許可静岡県知事(6)第10173号 |
創業 | 昭和41年4月 |
昭和62年 | 宅地建物取引業協会に入会 |
平成3年 | 株式会社 提坂工務店に組織変更する |
平成18年 | 二級建築士事務所に登録 |
平成19年 | 新築注文建築・建替え建築を主とする |
平成28年 | ZEHビルダー登録 |
〒427-0011 静岡県島田市東町230