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こだわりについて

提坂工務店のこだわりの話

提坂工務店のこだわり

大井川の木にこだわる

その地域で育った木を使うことで家がより長持ちする

「あきたこまちは秋田のお水で炊くのがいちばん美味しい。」という話を聞いたことがありますか?その土地で育ったお米はその地域の水で炊いて食べるのがいちばん美味しいという考えです。考えてみれば、これはごく自然のことであり、人間が代々続けてきたことかもしれません。そして、家づくりを考えてみたときにも、同じようなことが当てはまります。

古来より、その土地で生き抜くためには、その土地の風土にあった木材をみつけて安心できる家を建てていました。その地域で育った木でつくられた家というのは、その地域に住む人間にとって最も居心地がいい、肌にしっくりなじむ家なのです。

例えば、寒い環境で育ってきた木と、暑い環境で育ってきた木とでは同じ材種でも成長の仕方が違います。仮に、寒い環境で育ってきた木を急に暑い場所に持っていったりしてしまうと、何が起こるでしょうか。なんと、急激な温度や湿度の変化により、急に曲がったり、バリバリに割れてしまったりすることがあるのです。

伐採後も200年生きているといわれる木は、切られた後もゆっくりと乾燥をしていきます。ですので、寒い場所に慣れている人が、暑い場所につれてこられたりすると、体調を崩したりするように、木も環境が変わると面食らってしまうわけです。つまり、地元の気候風土に合った木で家を建てることは、ほかの地域で育った木を使うよりも家が長持ちします。

そして、大井川流域産材(以下、大井川材)の木は香りがいいのはもちろん、まっすぐでクセがなく、また丈夫で質が良いと数百年前から重宝されてきました。静岡ならではの恵まれた自然環境が産み出す賜物ですね。これが、私たちが大井川材の木にこだわる理由です。

→木の家・自然素材の家
大井川の木

本物の職人にこだわる

一生住み続けられる家のために

プレカットという機械ですべて木材をカットする技術が浸透し、建築が簡素化されていく中、昔ながらの木を一本ずつ、手で刻んで加工できる大工さんはまるで見かけなくなってしまいました。これは職人さん達の高齢化ということも関係していますが、そこまでの技術が必要なくなったのも大きな要因の一つです。本来、大工さんというものは木それぞれのクセや特徴を理解し、家の箇所によって部材を使い分けながら家を建築していました。これができてはじめて本物の大工といえるでしょう。

そして、提坂工務店の強みの一つに日本全国、どこへいっても見劣りしない最高の大工さん達がいることを強く挙げさせていただきます。当然、上記にあげた手刻みもそれぞれ当たり前にできます。これは創業者の提坂四郎が強く関係しているのですが、理由はその指導の厳しさにあります。多い時には同時に5人の見習い大工を面倒みていたこともあったようですが、あまりの厳しさゆえ、途中で修業を諦める人も少なくなかったといいます。

それでも厳しい修行を耐え、多くの経験を積み上げてきた大工さん達だからこそ、だれよりも創業者の仕事への情熱と技術を受け継いでいます。そして、自社大工さん達だけでなく、協力業者さん達にもその真剣ないえづくりへの想いが共有できているからこそ、提坂工務店は最高の一棟をつくり続けられるのであります。

提坂工務店の職人

施工棟数にこだわる

最大のパフォーマンスを発揮するために

提坂工務店は地場の工務店です。そんな小さな工務店が、創業50年を優に超えるほど永く続けてこられた理由の一つに『年間に、限定した棟数でしか施工しないこと』があります。これは丁寧な仕事を堅実にするためには欠かせません。

自社がかかえる大工さんはみんなベテランの腕利きですし、共にお家をつくりあげる協力業者さん達も安心して仕事を任せられるプロ達です。そんな私たちが、最大のパフォーマンスを発揮するためには、どうしても棟数制限というものが必須になってきます。無理に自分の容量以上の仕事をしようとすると、たいていの場合はどこかで無理がいくものです。

社員への負担が偏ったり、納期に間に合わせるために仕事が雑になったりと、トラブルや問題の事例はネットを検索すればいくつでも出てきます。これは創業者の提坂四郎が唱える心のかよう家づくりの意志とは反するため、私たちは年間の施工棟数を限定しています。そのため、時にはお客様の施工時期の希望に添えない場合もあるかもしれませんので、着工を急がれている方はお早めにご相談くださいませ。これは本当にいいものを提供したいという職人としてのこだわりでもあります。

提坂工務店の施工頭数

適材適所にこだわる

最適な組み合わせで最高をつくる

ただ単に家をつくるといっても、工法、素材、デザイン等、一つの家を構成する要素を組み合わせることは無限大ですよね。しかし、どれもこれも最高級のものを使用したら満足のいく家ができるかといったら、そうとも言い切れないのが難しいところです。そこには組み合わせの相性や予算といったことが問題として挙げられます。

例えば奇抜なデザインの建築物に耐震性能などを求めることは難しいですし、予算を抑えてつくった家に後々のリフォーム費用がかからないことを求めるのも難しいでしょう。土地の気候や風土によっても大きく左右されるので、当然、静岡の家と北海道の家ではつくりが違うのもあたり前です。そして、地域に根付き静岡の風土を熟知している提坂工務店だからこそ、使う材料を吟味し、適材適所で使用することで、高品質のお家を良心的な価格で提供することができるのです。

そして、それは人も同じです。人と話すことが得意な人もいれば、コツコツと何かをやり遂げることが得意な人もいます。私たちはプロとしてお客様のお家づくりのお手伝いをさせていただきますが、すべて一人でできるわけではありません。それぞれの得意分野、それぞれの役割を持っているのです。そんな私たちが一丸となり、ひとつのお家をつくりあげるために日々精進しています。ここにも適材適所のこだわりがあるといえるでしょう。

島田市で適材適所の材料

間取りにこだわる

プランを通して暮らしをデザインする

家の間取りにおいて『正解』というものは存在しないと考えます。
それはお家を建てられるご家族の構成や、ライフスタイル、また、土地の形状等がそれぞれ全く異なるからです。当然、同じ土地でも建てる人が違えば間取りは変わりますし、例えばAさんにとって満足のいく間取りが、Bさんにとっても満足のいく間取りとも限りません。

窓ひとつとっても、大きさ、形状、開閉の向き、高さが使う人や土地によって異なります。
その細部にまでこだわる。だからこそ、家づくりは面白いと考えます。

そして、一つ一つの要望をじっくりと丁寧にヒアリングさせていただくなかで、お客様ご自身でも気づいていない潜在的な希望がくみ取れる時があります。それを少しずつ間取りに落とし込んでいき、またプロの目線からみた動線の使い勝手や、意匠を凝らすのが私たちの役目です。プランを通して暮らしをデザインしていく中で、時にはすぐに間取りが思い浮かぶこともあれば、考えても考えても、思い浮かばないときがあります。そんなときは少し頭を休めて、全く別のことをしたりします。そうすると、不思議なことに先ほどまではなかったアイデアが思い浮かぶことがあるのです。

そうして少しずつ、間取りの『正解』に近づけていき、最終的にはイメージどおりの家になっていきます。この地道な作業こそが、暮らしやすさを追求する提坂工務店のこだわりです。

提坂工務店が考える間取り

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