2024.07.12
木造と鉄骨、火災に強いのは…?
注文住宅で9割の人が知らない 成功する家づくりのコツが学べる 提坂工務店三代目(候補)ブログ のなかだです!コンニチハ! 「映ってるじゃん笑」 と言われ、一枚の写真が…
あっちゃー 「腕まくりするな! 上の人に見られたら 怒られるぞ!」 と注意される直前の写真で草 ---------------- “ほしいのは自分の『好き』が 詰まった自己満足の場所” 確かな技術と豊富な知識で、 たのしく堅実なおうちづくりをご案内 静岡県島田市で家を建てるなら… 提坂工務店-さげさかこうむてん- 中田大地のブログです。 --------------- 2024/07/12 #466号 ▼昨日の続きです https://hinokino88.com/news/post-7914/ 火災が発生した場合 家として何よりも大切な事は 避難できる時間を ちゃんと確保出来ること これに限ります。 まず木造の場合、 なんとなく燃えやすいイメージが あるからと思うのですが、 燃えやすい=火災に弱い とは微妙に異なります。 木は、火に触れると 表面がこのように 炭化して層になります。
実はこの層が内部への燃え広がりや 熱の侵入を抑えてくれるのです。 炭化層は、断熱材のような性質を持つため 燃えながらも自ら耐火被覆を作っている とも言えますね 実際、木が1分あたりに燃える量は、 たったの0.6~0.7mm。 20分経過しても、1.2~1.4cmしか燃えません。
グラフを見てもらうとわかるのですが、 逆に鉄などの鋼材は 降伏点が温度の200~300℃程度で最大となるため それ以上の温度になると急激に低下し 火災発生後、すぐに倒壊の恐れが生じます。 昨日の火災現場でも 原型をとどめている木部に比べ、 (炭化はしていました) 鉄の梁や柱は あとかたもなくグニャグニャに 曲がってしまっていました。 こわかったな そして、木造も構造体の木が 常に丸だしになっているわけでは ありません。 部屋で火災が発生したとしても 燃え広がらないように 家族が無事に避難する時間を稼げるように 色々な工夫がされています。
吉野石膏さんHPより引用 約21%の結晶水を含む石膏ボードは 炎に触れると水蒸気を発生させます。 12.5㎜厚の石膏ボードで水蒸気を 約25分間発生し続けることから 火災の際、壁内構造木材の発火温度(約450℃)に 達するまでの時間を大幅に遅らせ、延焼を防止します。 提坂工務店では、そんな石膏ボードを すべての天井と壁の内側全面に採用していますので ご安心くださいね。 また当たり前ですが火災報知器の 設置も義務化されていますので、 異変があった際にはすぐに お知らせしてくれます。 このようにハード面とソフト面での 防火対策は当たり前ですが ちゃんと安心して暮らしてもらうには 必要な事なのです。 それでは皆さん、また明日!




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