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注文住宅で９割の人が知らない
成功する家づくりのコツが学べる
提坂工務店三代目（候補）ブログ
のなかだです！コンニチハ！
昨日は外壁の
窯業系サイディングについて
お話してましたが
実は個人的には塗壁推しです。
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“ほしいのは自分の『好き』が
詰まった自己満足の場所”
半世紀以上の歴史を誇る
工務店だからこそできる
静岡県中部地区の気候・風土に特化した
こだわりの木の家づくり。
静岡県島田市・藤枝市・焼津市・吉田町・牧之原市で注文住宅を建てるなら…
提坂工務店－さげさかこうむてん－
中田大地のブログです。
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2024/07/30 #484号
塗壁とは
漆喰（しっくい）などの自然素材を使って
塗仕上げられた外壁の事を指します。
色々な工法がありますが
一般的には下地（窯業系サイディングなど）
の上に塗っていきますので、
作業の工程や材料が増える分
費用はあがります。
しかし、
窯業系サイディング等と異なり
コーキング補修がいらない
（コーキング工事の上から
塗壁を塗っているため劣化しません。）
コーキング（つなぎ目）がないので
見た目的にも美しいです。
コーキングの打ち替え目処は
１０年といわれています。
別に１０年経ったからと言って
すぐに打ち換えなくてもいいですが
やせ細ったコーキングの隙間から
水が浸入する恐れがありますので
心配な方は一度見てみてください。
打ちたてのゴムのような弾性がなくなり
硬化していたり、隙間が空いていれば
打ち替えをおすすめしますよ。
仮に塗壁がサイディングより
２００万円高かったとしても
メンテナンス性を考えたら
これもすぐ元が取れる射程圏内です。
ちなみに我が家を建てる時の採用候補である
カントリーベースさんのsoi（ソーイ）
という塗壁は
この塗壁自体に撥水効果を加えて
雨の力で自浄効果を高めるという
なんとも素敵な仕上げ材。
外壁なんかいちいち
洗えませんから
雨が洗ってくれれば儲けものです。
まあ、デメリットでいえば
塗壁である以上
クラック（欠け）が発生する
可能性もありますが
ここらへんも
個人的には別にそこまで気にしてません。
何かぶつければ
ｻｲﾃﾞｨﾝｸﾞも表面かけるし
何かぶつければ
ｶﾞﾙﾊﾞもへこみます。
その欠けやへこみから
自宅が崩れるわけでもないので
気になればちょちょいと補修すればいいのです。
あとあれかなー
経年変化が一番綺麗にでるのが
塗壁じゃないかなぁと
思っているのもあります。
日本の昔ながらの街並みしかり
海外の風景しかり
古い＝汚い
ではありませんよね。
年が経つと共にでてきた
あの味は新築では出せません。
だから、新築の時は新築の
まっさらな綺麗な感じを
楽しむことができますし
そこから年が経つごとに
増してく家としての風合いも
楽しむこともできる
「あ～うちもずいぶん汚く古くなっちまったなぁ」
じゃなくて
「５年後、１０年後はもっと味がでて
いい雰囲気になるな。これからも楽しみだ」
経年劣化ではなく
経年美化
そう思える付加価値が
この塗壁の魅力なんだと
僕は毎回思うのです。
それでは皆さん、また明日！
