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注文住宅で9割の人が知らない
成功する家づくりのコツが学べる
提坂工務店三代目(候補)のブログ
-365日 毎日更新中!-
子供部屋を計画する時の話ですが
収納にはあえて扉を付けないことが多いです。
今日はそんなお話を~♪
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“ほしいのは自分の『好き』が
詰まった自己満足の場所”
半世紀以上の歴史を誇る
地元工務店だからこそできる
静岡県中部地区の気候・風土に特化した
こだわりの木の家づくり。
静岡県島田市・藤枝市・焼津市・吉田町・牧之原市で注文住宅を建てるなら…
提坂工務店-さげさかこうむてん-
中田大地のブログです。
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2024/09/28 #544号
「え?!扉ないの?!
そんなの物が丸見えじゃん!」
という声が聞こえてきそうですが
実はこの
あえて扉をつけない事には
いくつかの理由があります。
その1『部屋が広く見える』
子供部屋を計画する時の大きさは
だいたい4.5帖~6帖の居室に
1帖ほどの収納で計画することが
多いです。
広い部屋を与えてあげたい
というご希望もわかりますが
いずれは家を出ていくときが来ると
ただただ広い部屋を
持て余してしまうリスクがあります。
となると、建築コストの事も踏まえたうえで
そこまで大きい部屋が本当に必要か?
ここを良く考えなければいけません。
子供部屋の居住環境が充実しすぎて
部屋に籠りきりになってしまうよりも
ここは勉強と睡眠をする場所
と割り切った方が
家族団らんの時間もとりやすいです。
ちなみにシングルベッドと
勉強机を置くだけなら
4.5帖でも十分な広さです。
(まだ部屋の大きさを削りたい場合は
3.7帖ぐらいでもいけます。)
そして、4.5帖でも十分な広さですが
扉を無くし、居室と収納を一体の空間とすることで
部屋全体が広く見えるのです。
これは床が繋がっているため
視覚的に広く見えます。
収納面だけ壁紙を変えてあげても
こなれた雰囲気になりますしね♪
お子様が小さいうちは
お父さん、お母さんの好みで
壁紙を決めることが多いですが
思春期になった時に
「なんでこんな壁紙にしたんだよ!!」
とならないような柄にしてあげましょう笑
2、『片付けるという習慣を身につける場所にする』
お子さんが小さいうちは
遊んだおもちゃも出しっぱなしで
「ちゃんとお片付けしなさい!」
とついつい言ってしまう事もあるかもしれません。
収納に扉があれば
とりあえず物をぶち込む
ということは可能ですが
それではなかなかお片付けをする
物を綺麗に整頓する
という習慣は身につきません。
「ここには何をこうしまうんだよ」
と教えてあげる事や
物の置き場をちゃんと作ってあげる
サポートは大切ですが、
いつでも見える収納にすることで
小さい時から綺麗に片付ける
という習慣を身につけるための
練習場所としての意味も果たします。
あと純粋に物の出し入れが
しやすくなるというメリットも。
また、扉がない事により
実は部屋の自由度があがります。
もっとざっくり説明すると
模様替えがしやすい部屋になるのです。
扉があるとどうしても
扉の開閉スペースにはものを置けません。
しかし、扉が無ければそこには
物がおけるため
ベッドの配置や家具の配置なども
実は選択肢が広がってくるわけです。
中学生~高校生ぐらいの頃って
ひたすら模様替えをしたい
お年頃じゃなかったですか?
部屋の使い方は自由ですし
それこそ想像力や自分の閃きが
試されて、
あーでもない、こーでもない
と思いながら家具を動かす
あの時間が僕は大好きでした。
収納はココじゃないといけない
ベッドの位置はココじゃないといけない
そんな固定観念に囚われずに
色々な可能性を試せる場所に
なったらいいなという想いも込めています。
3、『扉代を節約できる』
純粋に扉が無ければ
扉代を節約することができます。
扉もそれなりにしますし、
お家の総額は塵も積もれば山となる、です。
お金も節約できて、
子供の自主主体性も伸ばせられるのなら
いい選択肢ではないかな~と思い、
提坂工務店ではいつも
扉なし収納を提案させてもらっています。
以上、子供部屋の収納に
扉を付けない理由でした!
よろしければ参考にしてみてくださいね!
それでは皆さん、また明日!