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無垢の床板を施工する時に大切なこと、それは…

注文住宅で9割の人が知らない

成功する家づくりのコツが学べる

提坂工務店三代目(候補)ブログ

 

 

のなかだです!コンニチワ!

 

 

平屋建築中のW様邸

床貼り工事が始まりました!

 

 

村っちゃんがコトコトコトコト…

 

 

無垢の床板を1枚づつ

貼ってくれてます

 

 

ところで、このピラピラ

一体なんだかわかりますか??

 

 

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“ほしいのは自分の『好き』が

詰まった自己満足の場所”

確かな技術と豊富な知識で、

たのしく堅実なおうちづくりをご案内

静岡県島田市で創業57年を超える

提坂工務店-さげさかこうむてん-

三代目(候補)のブログです。

 

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2023/08/25 #146号

 

 

この無数に生えているピラピラは

スペーサーといい、床同士の隙間を

均等に開けるための道具なんですね

 

これで0.3mm程度の

クリアランス(隙間)を

とっていきます

 

 

見た目じゃ全くわかりませんが

この0.3mmが後で効いてくるんです!

 

 

なぜスペーサーが必要なのでしょう?

 

 

隙間を開けずキッチキチに

床を敷き詰めた方が

綺麗に仕上がる感じしますよね?

 

 

でも違うんです。

無垢の木はその性質上

 

 

湿気を吸って膨張したり

乾燥によって伸縮したりと

その時々によって

微妙に形を変えることがあるんです。

 

 

木が生きてる証拠ですね!

 

 

ですので、キッチキチに間を詰めて施工した場合

最初はこんな感じで真っすぐな床板も

 

床同士が膨張する力(圧)がかかると

このように上方向に持ち上げる力が発生して

ボコっとした床になります。

 

これは良くない。

 

 

ですので、仮に床が膨張したとしても

床がボコっとならないように

最初からある程度の隙間を”あえて”

開けておくようにしているのです。

 

 

無垢の木を扱う以上

無垢の木の特性を理解しておくことが

とっても大切です。

 

 

意外と知られていませんが

現場ではこんな細かいところまで

大工さん達が作業してくれているんですね

 

 

今日は床板に挟まる謎のピラピラについての

お話でした!

 

 

それではまた明日!

 

 

なかだ

 

 

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