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注文住宅で9割の人が知らない
成功する家づくりのコツが学べる
提坂工務店三代目(候補)のブログ
-365日 毎日更新中!-
トイレやお風呂などの
住宅設備機器で有名な世界のTOTO
そのTOTOさんの
ミュージアム見学へ行ってきました!
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“ほしいのは自分の『好き』が
詰まった自己満足の場所”
半世紀以上の歴史を誇る
地元工務店だからこそできる
静岡県中部地区の気候・風土に特化した
こだわりの木の家づくり。
静岡県島田市・藤枝市・焼津市・吉田町・牧之原市で注文住宅を建てるなら…
提坂工務店-さげさかこうむてん-
中田大地のブログです。
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2024/10/11 #557号
大きいメーカーさんの本社って
勝手に東京にあるのかなとか
思っていましたが、
TOTOさんはこの北九州が
始まりの場所だそう。
TOTOさんの歴史と一緒に
水廻りの歴史も学ばせてもらい
いかに現代の水回り設備が
高性能に進化してきたのかを
理解することができました。
そして、早速ですがここで問題です!
この写真にあるのは
トイレの原型ともいえる
一番最初の便器です。
奈良~平安時代に使用されていた
樋箱(ひばこ)とよばれる
おまる式の便器ですが
鳥居のような取っ手部分は
どうやって使用されていたか
わかりますでしょうか?
よ~く考えてみてくださいね!
正解は、、、
女性の着物が
便器に付かないようにするため
の支えでした!
普通に手をかけるところかな?
とか思いますよね笑
今も昔も着物を着たまま
トイレに入るのは大変ですね
創業者の大倉和親氏は
まだ日本の衛生環境が整っていない時代
(家屋とは切り離された離れにあるトイレ
というか肥溜めに用を足していた時代です。)
海外視察へ行った際に見た
白くて清潔な衛生陶器に
衝撃を受けたそうです。
(これは絶対に今からの日本に必要になる!)
(この衛生陶器を通して日本をよりよくしたい!)
と私財を投げうって最初の衛生器具工場を
立ち上げたのがTOTOの始まりだそうです。
そして案内してくれてるお姉さんが
教えてくれた大倉社長の言葉で
とても印象的なものがありました。
例えば1000個、トイレを作ったとして
そのうちのひとつがたまたま不良品だったとする。
つくる方からしたら1000個のうちの1つだから
しょうがないと思ってしまうかもしれないが
その1つに当たったお客様からしたら不良品の何物でもない
だから常に良品を供給しないといけないのです。
ものづくりをしている自分達にとって
常に心に留めておかないといけないな
とその言葉を聞いて思いました。
最後は写真の紹介しながら締めたいと思います。
TOTOのロゴいろいろ
普通に昔のやつもおしゃれ
トイレ型のソファ
いい感じにクッション効いてた
でもトイレに座っているせいか
おしりは常にキュッとしてしまう
トイレの歴史
「うえにある」
国外からの来賓用に作られた
木製のお洒落なトイレ
中はもちろん陶器
ガンダムっぽいトイレ
電話かと思いきや先端がシャワーヘッドな
おしゃレトロな水栓器具
これ今売り出しても普通に売れそう
初代ユニットバス
鉄で組まれているので絶対重い
技術の進化はすごいね
中おしゃれ
ネジとナットのちょこ
ちゃんと締まるので現場で
ネジ不足したら使おうと思う
以上、TOTOミュージアムからでした!
一般の人が見てもかなり楽しい
博物館だと思いますので
北九州へ行く機会がありましたら
ぜひ寄ってみてください!
それでは皆さん、また明日!