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注文住宅で9割の人が知らない
成功する家づくりのコツが学べる
提坂工務店三代目(候補)のブログ
-365日 毎日更新中!-
いきなりですが、、、
「建築はどの時期にするのがベストですか?」
と聞かれることがよくあります。
「いつでも変わりませんよ~」
と答えると
え?この人お家づくりのこと
ちゃんと考えてくれてる…?
大丈夫かな?!
と思われるのですが、
安心してください、
めちゃくちゃ考えてます。
実はこれにはちゃんとした理由があるのです。
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“ほしいのは自分の『好き』が
詰まった自己満足の場所”
半世紀以上の歴史を誇る
地元工務店だからこそできる
静岡県中部地区の気候・風土に特化した
こだわりの木の家づくり。
静岡県島田市・藤枝市・焼津市・吉田町・牧之原市で注文住宅を建てるなら…
提坂工務店-さげさかこうむてん-
中田大地のブログです。
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2024/11/08 #585号
お家を建て始めるのに
ベストな時期はいつか~?
の質問ですが、
基準をどこに置くのか
によって変わります。
建物にとって?
経済的に?
それとも生活的に?
それによって答えは様々です。
今日は
建物的にベストな建築のタイミング
について考えてみましょう。
質問をくれる方の大半の方が
これを意図してるイメージ!
つまり、何月に建てれば
より丈夫で長持ちする
お家が建ちますか?
という質問です。
まず、日本は高温多湿に加え
変わりゆく四季がありますね。
ちなみに中田の好きな季節は
夏と秋と冬です。
逆に春は花粉症がしんどすぎるので
できれば家から出たくないですが
それはどうでもいい話。
日本は諸外国のように
一年にわたって同じ気温、湿度
という事はまずありえません。
木造でお家を建てる場合、
木が水に濡れた場合、
湿気でかびるのでは?
と、ついつい不安になりがちですが
これは半分正解で半分間違い。
仮に雨等で濡れてしまった場合、
基本的に表面は濡れていますが
木の芯まではまず濡れません。
だから、少し濡れたぐらいであれば
ちゃんと水分を吹き取り、
空気に触れさせて乾かしてあげれば
何の問題もありません。
集成材と呼ばれる
木材同士を圧着して固めた材料だと
長時間水に濡れた場合、反ったりしやすいので
丁重に扱わなければいけません。
5枚の木材が組み合わさって
年輪もバラバラなのがわかります。
濡れないに越したことは
ありませんけどね…
そう考えると
施工する側として憂鬱なのが
梅雨の時期と台風の時期
ほんっとーに天気が読めません。
上棟/棟上げが終わって
あらかた雨仕舞いができていれば
なんの問題もないんですけど
いざお家の骨組みを建てる
上棟/棟上には神経使います。
梅雨の時期だと、
天気の関係で延期になることは
珍しくありません。
台風がくればその都度
足場ネットをまとめ
せっかくお休みを取っていただいたお客様にも
「スイマセン、上棟式延期デ…スイマセン汗」
とお伝えしないといけない
住宅業界の永遠の課題でしょう
あと特に大事なのは
お家の基礎となる
コンクリートですね。
コンクリートは打設してから
養生期間が必要となります。
これはコンクリートが
十分な強度になるまで固まるのを
待つ期間です。
気温や湿度によって
固める時間や異なりますが
ここまでお客様が確認するのは至難の業
打設時の気温や湿度を確認しながら
左官屋さんと現場監督が調節してくれるので
安心してプロに任せましょう
信頼して任せる。
これが大切です。
住宅会社の施工に不安を持ちながら、
お客様に不安を持たれながら、
お家づくりを進めても
お互い良い気持ちではありません。笑
うちには腕利きの職人さん達がいるのはもちろん、
現場監督の宇佐美がバッチリ現場を
管理しているので安心して現場を任せてくださいね。
つまり
建物的にベストな建築のタイミングはいつか?
の答えについては
建築のプロ達がその時々の気候に合わせ
最適な工事をしてくれるので
何月に建て始めても心配ありません!
という事が言えるのです。
ね?ちゃんと理由があったでしょ?
明日は
経済的にベストな建築のタイミングはいつか?
これについてお話していきたいと思います!
それでは皆さん、また明日!
▼11月16、17日は島田市阿知ケ谷にて完成見楽会です!