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注文住宅で9割の人が知らない
成功する家づくりのコツが学べる
提坂工務店三代目(候補)のブログ
-365日 毎日更新中!-
古民家リノベーションって
いい響きですよね!
古民家の良さを残しつつ
使い勝手を向上させ
暮らしやすくする
古民家ならではの
大きくて太い梁を魅せるような
リノベーションに一度は憧れます
今日は
「元々使っていた
囲炉裏(いろり)を
復活させたいんだけど、、、」
という要望を受け
現地を見てきました!
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“ほしいのは自分の『好き』が
詰まった自己満足の場所”
半世紀以上の歴史を誇る
地元工務店だからこそできる
静岡県中部地区の気候・風土に特化した
こだわりの木の家づくり。
島田市・藤枝市・焼津市・吉田町・牧之原市で
注文住宅を建てるなら…
提坂工務店-さげさかこうむてん-
中田大地のブログです。
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2025/03/21 #718号
【囲炉裏はいつ頃使われていた?】
囲炉裏なんか漫画でしか
見た事ありませんでした。
調べてみると主に
縄文時代から室町時代、江戸時代にかけて
使われていたようですが
昭和30年ごろぐらいまでは
普通に使っているところがあったそう
こう聞くと
すごい昔のような気もしますし
意外と最近まで
使われていたんだなという気もします。
そして囲炉裏ですが
復活させるとなると
それなりに手間がかかりそうです。
囲炉裏自体は
シンプルな造りですが
部屋の中で直接
火を燃やす訳ですので
ちゃんと空気が換気できるようにしたり
火が燃え移らないようにしたり
安全に使えるよう整備が必要です。
調べていくと
今まで謎だった
この格子状の棚も
(火棚というそうです。)
火の粉が天井に上がるのを
防ぐ役割があるそうで
色々と工夫されながら
作られているんだなと
実感しました。
今のキッチンでいうと
レンジフード的な感じかな?
囲炉裏の時代から考えると
現在のキッチンって
あり得ないくらい便利だなと思いした。
今ではタッチレス水栓
お手入れのいらないレンジフード
自動で洗ってくれる食洗器、など
当たり前になってきています.
このままいくと
本当に何もしなくても
全部やってくれるキッチンなんかも
50年後ぐらいには出てそうですよね
便利な事はいいですが
便利すぎて何もしなくなてしまうのも
ダメ人間まっしぐらになりそうで不安…笑
囲炉裏は確かに使う手間もかかりますが
火のゆらぎや
パチパチと燃える音は
何にも代えられません。
便利すぎる今の世の中だからこそ
この不便さが贅沢な時間に変わる
という事があるんですね。
そんな不便さの中に得られる
特別な利益も忘れずに
これからの建築に取り込んでいけたらな
と感じた春の午後でした♪
それでは皆さん、また明日!