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注文住宅で9割の人が知らない
成功する家づくりのコツが学べる
提坂工務店三代目(候補)のブログ
-365日 毎日更新中!-
国が出したビッグな補助金制度
その名も
『子育てグリーン住宅支援事業』
絶賛計画中の我が家は
GX志向型住宅にするのか?しないか?
本日でラスト!
いよいよ我が家で一番問題になっている
断熱性能の等級についてです!!
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“ほしいのは自分の『好き』が
詰まった自己満足の場所”
半世紀以上の歴史を誇る
地元工務店だからこそできる
静岡県中部地区の気候・風土に特化した
こだわりの木の家づくり。
島田市・藤枝市・焼津市・吉田町・牧之原市で
注文住宅を建てるなら…
提坂工務店-さげさかこうむてん-
中田大地のブログです。
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2025/05/19 #777号
GX志向型住宅にするために必要な
断熱性能の等級は6
説明しておくと断熱性能の等級は
1~7まで段階分けされており
7が最高クラスとなっています。
ちなみに今の提坂工務店の標準は等級5です。
暮らす地域により
もちろん気候の差がありますので
エリアによって
断熱性能○○をクリアするために
求められる数値が異なります。
ちなみに僕らが主に家を建ててている
志太榛原エリアは6地域に分類されており
比較的あたたかなエリアです。
ですので、実は提坂工務店の場合
今使用している断熱材を
もう少しグレードアップすれば
断熱性能等級6にする事自体は
そこまで難しくないのです。
が、しかし!!
こんな場合は使用する建材を良くしても
全体の数値があがりづらいという場合があります。
それは、、、
・窓がたくさんある/大きい
・土間が広い
これは構造的に
外気の影響を受けやすくなる
弱点になり得るのです。
以前のブログで
断熱性能も窓も両立できることが大事
と書いていましたが
計算上はやはり窓が小さい方が
数字が有利に働きます。
我が家の場合
どうしてもひろ~い窓と
土間を採用したかったので
この数値面で不利に働いているのです。
ちなみに断熱性能等級6に必要な
UA値が0.46w/(㎡k)に対し
今の数値が0.48/(㎡k)
これは数値が低いほど
断熱性能が優れているのですが
あと0.02足りてない…
0.02てほぼ誤差みたいなもんでしょ
と思いもしますが
それで「はいOK!」と
なるわけもなく・・・
たぶん、窓小さくしたり数減らしたり
土間やめたりすれば
全然クリアできるんでしょうけどね。
そうじゃない!!!!
ここに窓があったら
夕焼けが綺麗に見えるだろうな
とか
リビングから見える川沿いの桜並木を
この大きな窓一面に写したいなとか
明るいとか風通しのため以外の面で
暮らしが豊かになるだろうなという
目的を持たせて窓を配置したのです。
この0.02をあげるために
断熱材を変えてまた
何十万も追加予算が・・・
とか考えると
なんかもったいないよな~
と思うわけでございます。
断熱性能はもちろん大事ですが
そのために予算をあげて
後の支払いが大変になっても
意味ないし
むりやり窓を小さくして
住み始めた後に
やっぱりここの窓広い方が良かったよな~
と思っても嫌だし
もう少し考えてみたいと思います。
それではまた明日~!
なかだ